私たちが取扱う商品は、ハマチやウナギ、枝豆といった農水産物から調味料や加工食品、日本酒を中心とした酒類、さらにはキッチン雑貨にいたるまで多岐にわたります。私たちは、常温・冷蔵・冷凍・超冷蔵(-40℃)という4つの温度帯の倉庫を持ち、それぞれの商品特性に合わせた適切な温度管理で物流を支えています。
近年世界的に、BSE、食品偽装など、安全に関する多くの問題が発生しました。これにともない、商品に対するより詳細な情報の提供を求められることが多くなりました。各国の食品法規制は多種多様であり、日本の基準(JAS規格など)では要求に満たない項目もあります。
そこで私たちは、産地や生産工場の立入検査を徹底するなど、品質保証に向けて独自の検査・チェック体制を強化してきました。
また、商品形態などの基本情報、二次・三次に至るまでの詳細な原材料情報や添加物使用目的情報を多言語でデータベース化しています。各国の輸入規制や商品ラベル表示規則についても同じシステム内で管理し、商品が適切に輸出できるか素早く確認出来る仕組みを構築しました。私たちはこのシステムを使って、各国の規則に適合したラベルを作成し商品に貼付しています。さらに海外のグループ会社と商品情報を共有出来るシステムを通して、お客様からのお問い合せに即座にお答えできる体制を整えています。これらのシステムが「確かな商品」の提供と、お客様への素早い情報提供や問題解決に繋がるものと確信しています。
確かな商品への取り組み
- 商品情報のデータベース化と管理
- 各国輸入規制・表示規制の情報収集、社内での情報共有化
- 各商品の原材料・栄養成分の確認
- 規制適合の商品ラベルの作成(多言語)
- お客様へ商品情報の提供
- 製造工程と原産国情報の確認
- 国内・海外グループ会社との情報共有化