私たちから世界へ

その他地域

ロシア

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1999年、モスクワに日本食チェーンの1号店が出店して以来、日本食への関心が高まりました。日本からの食品の輸出額は、過去10年で9倍という高い伸び率を記録しています。現地では、特に寿司を提供するレストランを「寿司バー」と呼び、ロシアっ子たちに大変人気があります。しかしどのレストランも、メニューや業態がとてもよく似ています。したがって1商品あたりの出荷数量が非常に大きくなることが特色です。
またロシアは、社会主義時代からの伝統で女性の社会進出が進んでいて、夫婦共働き家庭の多いことが特徴です。彼らには自宅で手軽に食べられるテイクアウト寿司の人気が高く、こうした中食産業は今後発展していく分野だと考えています。

私たちは、直接あるいはJFC Eurasia LLCを通じて、ロシアの各都市に食品を販売しています。また、ロシア語の商品ラベルを社内で作成し商品に貼付してお客さまにお届けしています。

年代 日本からの食品総輸出金額 得意先顧客数
2014年 40億円(ロシア) 1,200以上

中東

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莫大なオイルマネーを背景に、高価なフュージョン系の日本食が好まれています。伝統的に肥満は、富の象徴と考えられてきました。しかし近年は、政府の生活習慣病対策などによって健康志向へと意識改革が起こり、ヘルシーと考えられている日本食はとても人気があります。
またイスラム文化圏であるため、アルコールに対して厳しい規制が敷かれています。UAEでは酒の売買は免許制で、一般消費者は免許が無いと購入ができません。飲酒できる場所も、免許を取得したごく一部の高級レストランに限られています。

私たちは現地の酒類免許をもった大手商社と連携し、レストランへ日本酒を販売しています。またカルフールといった大手スーパーマーケットへも納品をしています。小売販売をするために必要な英語・アラビア語併記の商品ラベルは、私たちの会社内で作成することができます。

年代 日本からの食品総輸出金額 得意先顧客数
2014年 59億円(UAE) 200以上

アフリカ

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南アフリカでは、寿司・天ぷらといった伝統的な日本食が好まれています。また、豆腐をサラダの具材にすることが流行るなど、健康食として根付きつつあります。まだ、発展途上ではありますが、豊かな鉱物資源がもたらす富が所得を押し上げ、今後日本食市場が広がる条件は整っています。

現地の大手卸問屋を通じて、Woolworths/ Pick n Pay/ Sparといった大手スーパーマーケットに納品をしています。また近年は、近隣のアフリカ諸国へも、南アフリカを経由して食品が流通しています。

年代 日本からの食品総輸出金額 得意先顧客数
2014年 11億円(南アフリカ) 2,500以上

中南米

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ブラジルは古くから日系移民が多く存在し、彼らによって日本食が定着してきました。1910年代には醤油が商業生産されるようになり、日本酒生産は80年以上の歴史があります。しかし、2003年以降の安定した経済成長を背景に、日系人以外の経営による日本食レストランが数多く出現しました。彼らは、鉄火巻きにタバスコソースとタマネギを加えた「スパイスツナ」に代表されるような、伝統にこだわらない日本食を作り上げました。これは「スシ・トロピカリゼーション」と呼ばれる日本食ブームをとなり、日系人以外にも日本食が広まっています。
一方チリは、食に対して非常に保守的な国です。しかし世界有数の肥満国でもあることから、健康的なイメージの強い日本食は受け入れられており、カリフォルニアロールなどの巻き寿司を中心に広がっています。

2015年ブラジルにJFC BRASIL IMP E COM DE PRODUTOS ALIMENTICIOS LTDAを設立いたしました。日本から直接現地へ、または米国経由で商品を供給しています。今後更なる供給網の拡大を目指します。

年代 日本からの食品総輸出金額 得意先顧客数
2014年 17億円(ブラジル) 100以上

*出典:輸出金額はJETRO貿易統計より抜粋
  得意先顧客数は弊社販売先のおおよその顧客数です